神奈川大学アイスホッケー部

35年前に神奈川大学法学部法律学科を卒業。
だけど自分の中では神奈川大学
アイスホッケー部卒業と言う方が
はるかにしっくりくる。

高校では陸上ホッケー部だったけど、
大学に入るまでスケートをしたことが
なかった。
氷の上をヨチヨチ歩きから始まって
苦労して苦労して4年生で神奈川県
学生ベスト6に選んでもらえた。

アメリカの大学に留学した時も
アイスホッケーを続けた。
アイスホッケーは自分の青春そのものだ。

神大アイスホッケー部はその後、
大半が初心者だった自分達の時代から、
セレクションになり選手全員が北海道を
はじめ本場の経験者になった。
夢の関東大学リーグ1部に昇格。
年一度のOB会も大いに盛り上がっていた。

ところがある年、ある理由で
OB会が突然解散した。
アイスホッケーはとにかくお金がかかる。
防具にスケートリンク代や合宿代だけでも
他のスポーツに比べ群を抜いて金がかかる。
OB会はそこを経済的にも支援してくれる
大事な会でもあった。

OB会の支えを失い、大学からの推薦枠廃止や
部費の援助も大きく削られ、神大
アイスホッケー部は関東1部リーグにいるにも
関わらず現在廃部の危機にまで瀕している。
なんたること(T ^ T)

ほんの少数のOBが現役の現状を知って
(OB会がないと現状を知ることもできない)
「OB会を復活させて現役学生を応援せねば!」
と水面下で動き始めた。
今日は85歳と35歳のOB二人が
OB会復活の会談をすると聞いた。(⌒▽⌒)

捨てる神ありゃ拾う神ありとはよく
言ったものだと思う。

現監督は日体大卒、コーチに東洋大 
明治大卒の20代。これ凄いことなの。
日体の東洋も法政も日本の大学アイス
ホッケー界ではトップ中のトップ。
みんな北海道でスケート靴を履いて
生まれてきたようなプロレベルの男たち。

しかもこの若き監督、直接話しをしてみて
驚いた。バイタリティに溢れアイス
ホッケー以外でも発想や行動力がすごい。

「よし!」
自分もできるだけの支援することを決めた。
廃部になってからではもう遅い。
今しかない。

事実、もう一つの青春のページ
高校フィールドホッケー部は
今年の春、廃部してしまった。

神大アイスホッケー部の創部は1945年。
昭和20年と言えは終戦の年どういうこと??。
そんなドサクサの時代にアイスホッケーなんて
酔狂なスポーツの部を誰が何を思って
始めたのだろう。